ミヅマアートギャラリー
Art Week Tokyo 2025のバスルート、Aコースで訪問してきました。(2025.11.8)
「飯田橋駅」JR中央・総武線 西口/東京メトロ東西‧有楽町‧南北線 B3出口より徒歩約8分 住所:東京都新宿区市谷田町 3-13 神楽ビル2F「市ヶ谷駅」有楽町線・南北線 5番出口より徒歩約5分
ギャラリーは大通りに面し、アクセスのしやすさも魅力です。市ヶ谷駅からほど近く、大通りに面した開放的な2階ギャラリー。
視認性も高いため、初めて訪れる人でも迷わず足を運べるロケーション。都心の動きの中で、作品と静かに向き合えるギャラリーです。
天井の高さと広い余白が、絵画と立体の対話を静かに浮かび上がらせるギャラリーです。大きな作品も、そのスケール感を見事に表現できるゆとりある空間で、作品の存在感をまっすぐ受け止めます。視点を移すたびに色や質感が鮮やかに立ち上がり、絵画とオブジェがほどよい距離で響き合う、澄んだ展示室になっています。
広くて高さのある壁に、小さな作品、モチーフの本、立体的な作品を、余白と光と陰で、敢えてアンバランスに配置してリズム感を感じる構成。
正面の大きな作品と、絵画を並べた壁とが一体になって、それぞれの作品が印象的に迫ってきます。
上の作品の真下でなく、左にずらした位置に本があり、左の立体的な作品の位置もずらしてあって、この不思議な位置関係がかえって、この壁の余白も含めて、3つで一つの作品のようにも見えてきます。こういう配置で、散漫に感じさせない絶妙なバランスはプロフェッショナルなアートギャラリーならではです。
こちらは、壁だけでなく、両面から作品が見えるパネルが台の上に置かれており、シンプルな空間に変化を感じる展示構成ですが、実は、パネルに入れられた作品は、表と裏(どちらが表とかはありませんが)が山になっていてつながっており、表に回ってみると、こういう展示方法が「なるほど」とうなずけることがわかります。
こちらの壁は、複数の作品を一見、ばらばらで不均等に並べてあるように見えますが、こうしてみると、揃っているラインは揃っていて、絶妙な配置になっていることに気が付きます。遠くからも、近くからも、作品に深く向き合うことができました。壁を照らす照明の影と余白も美しい…
来場者と一緒に撮影をする「不記念写真」と称するパフォーマンス用の小道具だそうです。中央のバケツのような物体、これは頭にかぶるらしいです。この時間は作家さんはご不在で、見れなくて残念でした。