モダンデザインとはシンプル?

INTERIOR AND ART

モダンデザイン=シンプル、と思われがちですが、「モダン」は本来は「シンプルデザイン」という意味ではありませんでした。
おしゃれなデザイナーズ・レンタルオフィス、シェアオフィスの「PREMIUM OFFICE」のブログ記事をご紹介します。

「おしゃれなデザイナーズオフィスの「モダンなおしゃれさ」って何?」より一部引用
https://premiumoffice.jp/sp/oshare-design/

「モダニズム」は「シンプル」ではなかった

ここで注意すべきは、「モダニズム運動」というのは最初から「シンプルデザイン」が主流であったわけではなく、もともとは、建築以外も含めた多岐にわたる文化運動の総称で、伝統的価値観に対する挑戦と、新しい表現等の追求にあり、多様なものだったということです。
それが、産業革命や製造技術の進展といった近代化の中で、特に建築やデザインの分野において、モダニズム運動の中心にいた人たちが、その時代のニーズに合う「合理的で機能的」な建築やデザインを突き詰めていった結果、無駄な装飾を排除した「シンプル」なスタイルが主流となり、「シンプルなデザイン=モダン」と呼ぶように変容していったとされています。

「モダン」なデザインという時のモダンは、実は「モダニズム運動」から来ていた、ということを考えると、言葉の本来の意味からいえば、モダンなデザイン、というのは「時代のニーズにマッチした多様性あるデザイン」というのが本来の意味なんですね。

とりあえず、「シンプルイズベスト」とか「シンプルモダン」といった慣用句的な言いまわしが一般化してしまった現代においては、「シンプルなデザイン」だけが高級で美しいみたいに思われている部分がありますが、そうではないということです。

ただ、シンプルで美しいデザインというのは、ミースファンデルローエが「神は細部に宿る」という言葉が好きだったように、簡単なことではなく、単純にすれば何でも美しくなるのではなくて、細部までこだわって全体構成から細部に至るまで隙のないものを作って、はじめて美しくセンスがいいと感じるものができます。

一方で、シンプルなだけのデザインではなく、様々な装飾により、クリエイティビティや多様性を追求したデザインも今の時代の潮流の一つです。

PREMIUMU OFFICEの中には「レトロモダン」と言われるインテリアデザインを採用しているものもあります。
初めて聞く人には、「レトロなインテリアスタイルなのに、モダンというワードと一緒になっているのはどういうことか?」と訝しむかもですが、「レトロモダン」を簡単に言うと、「レトロな装飾スタイルなのに、現代や近未来を感じさせるような洗練された印象を感じられるデザインスタイル」のことです。
古さと新しさの両方を感じさせるデザインであり、カフェなどの飲食店のインテリアでよくみかけられるスタイルでしたが、今では「お洒落なオフィス」を求める人たちにも人気の高いインテリアデザインのスタイルの一つです。

PREMIUM OFFICEシリーズのインテリアも「レトロモダン」なデザインスタイルの施設があります。
下記は、ブルックリンモダンスタイルのインテリアを採用している「PREMIUM OFFICE 神田」のコワーキングスペースです。
モダン=シンプルだけが最高のデザインという訳ではない、ということで、レトロモダンなおしゃれなシェアオフィスとして紹介しておきます。

PREMIUMOFFICE神田のデザインはレトロモダンな「ブルックリンモダンスタイル」

暮らしにアートと遊び心を添える
Kiyo Gocochi Online Shop
Kiyoにゃんの妄想ツアーグッズも販売中!
暮らしにアートと遊び心を添える
Kiyo Gocochi Online Shop

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP
Kiyo Gocochi

Kiyo Gocochi オンラインショップ

暮らしにアートと遊び心を添える
編みぐるみやゆるキャラグッズのお店

PopArt Deco

立体画アート額「Pop Art Deco」シリーズ
オンラインショップ

「かわいい」とか「おしゃれ」というご感想を頂きますが
それが…実は洋酒等の古いラベルを使った「ポップアート」
という面白さが、この作品の大きな魅力です

CLOSE
Kiyo Gocochi

Kiyo Gocochi オンラインショップ

暮らしにアートと遊び心を添える
編みぐるみやゆるキャラグッズのお店

PopArt Deco

立体画アート額「Pop Art Deco」シリーズ
オンラインショップ

「かわいい」とか「おしゃれ」というご感想を頂きますが
それが…実は洋酒等の古いラベルを使った「ポップアート」
という面白さが、この作品の大きな魅力です