tHe fiRst DrOp Is arT — wAsTiNg tiMe in pRoCeSs aNd pLaY. aI caNnOt. whAt wOuLd aLiEns cuRaTe?
―人間とAI、その境界に垂らされた最初の一滴―
The First Drop is Art.
それは計算でも、効率でもない。
「どこに一滴を垂らすか」を迷い、遠回りし、無駄を楽しむ―その過程こそがアートの始まりだ。
AIには「無駄を楽しむ」こともその「欲望」もない。
AIは結果を示し、効率化するが、遊びのプロセスにとどまることはできない。
だからこそ、人間は境界に立つ。
アートは、人間とAIを分ける最後の境界線に違いない。
アートマインドがあるからこそ人類は発展し、生き延びてきた。
しかし、今後はどうか…
アートマインドがある人間が、自らの終わりに導くものを生み出してしまった。
核兵器、地球温暖化…
そしてＡＩは？人類をどこに導くのか？
アートは人類を救えるのか？
0.000001％の未来
「0.000001％」とは、宇宙規模から見ればほとんど存在しないような小さな可能性。
しかしその一滴が垂れた瞬間、未来はまったく異なる色に広がる。
人間はその偶然を「作品」と呼び、無駄の中に価値を見出す。
AIには選べない「無意味さの選択」が、人間に未来を与えるに違いない。
宇宙人なら何をキュレーションするか？
もし、地球のアートを宇宙人がセレクトするとしたら、彼らは何を見るのだろう？
完成された効率的な答えではなく、
どこに落とすかを選ぶこをを迷い、そのプロセスを楽しむ、無駄な一滴の揺らぎ、
人間だけが持つ「遊びの記録」を選ぶのかもしれない。
by Artstylic 編集長
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