チープにクリエイティブオフィスを作るインタレストなインテリア

INTERIOR LABO

百円ショップのアイテムなどを使って安上がりにレンタルオフィスの1室をクリエイティブな環境にできないか、というアプローチを試行した事例のご紹介です。
「インタレスト・オフィス」というのは単に見た目をおしゃれにする、ということでなく、興味、気づきを誘発して、アイデアが生れやすい脳の「デフォルトモードネットワーク」を活性化させようという試みで、筆者が勝手に考えて運営会社様にやらせて頂いた試みです。

きっかけは、レンタルオフィスの狭い1室をレストエリアにするということで、この部屋をクリエイティブな発想が生まれるような休憩室にしてみようということでしたが、シンプルモダンなデザインの部屋で、カッコよくおしゃれに、と考え始めると、すぐに1点何万円もするインテリア装飾品とか、結構な予算が必要になります。

しかし、実際にレンタルオフィスの部屋を借りている人で、そんなに高価なアイテムを飾っている人は少ない気がしましたし、雑然とした空間になっている方がリアリティがあると思いましたので、高価なものを飾るよりも、気づきを生む仕掛けをチープなものを組み合わせて装飾を兼ねた展示にしてみようと思った次第です。

インタレストなインテリアのオフィスの大体の方向性は以下のようなものです。


気づきを生む空間「インタレスト・オフィス」

1. ランダムさを意図的に活かす

  • 集めたアイテムのストーリー性を作る
    チープなアイテムが雑多に並ぶと、無秩序に見えがちですが、それぞれのアイテムにストーリーやテーマを持たせることで、空間が一貫性を持つようにしました。
    目に見える形で「集められた物」というコンセプトを明確にし、無秩序にみえても、そこには目的があるように展示しました。
    具体的には、「近代建築に見るアート思考」というテーマを中心に、アートパネルや書籍、液晶デジタルフォトフレーム、等を使って小さな展示室のように構成しました。

2. 意外性を楽しむ

  • 予想外のアイテムを配置
    シンプルでチープなアイテムを意図的に意外な場所に配置し、そのアンバランスさを楽しめるようにしました。
    例えば、低価格のプラスチック製のミニチュア椅子を配置することで、思考を刺激するエレメントとなり得ます。
    こうしたアイテムが意外にも「アート」や「デザイン」として見える瞬間が、インスピレーションを与えるきっかけになることもあるかと考えました。

3. 素材感や色のバランス

  • バランスを取る
    チープなアイテムでも素材に変化を持たせることで、視覚的に面白い効果を生み出せます。例えば、プラスチックや木材、布、ガラスなどをランダムに配置し、それぞれの質感や反射の仕方を楽しむことができます。

    色も、シンプルモダンなインテリアにたくさんアイテムを並べると雑然としますので、適度なカラフルさを配置して、色が点在する空間にしました。
    書籍を並べるのも、テーマに加えて色味を考えた表紙の本をセレクトしたりしています。

4. ユニークなディテールを加える

  • 個性的なディテールを目立たせる
    チープなアイテムが持つ個性的なディテールやユニークな形状を強調し、装飾としての独自性を追求しました。
    安価ではあるけれど、手作り感やパーソナライズされた空間を演出し、人の手が加わっているということが、アート的な何かを感じやすくするようにしました。


ミースのファンズワース邸のモックアップは、苦労しつつも自ら組み立ててみました。

5. シンプルなアイテムをアクセントに

  • シンプルなチープなアイテムをアクセントにする
    例えば、安価なプラスチックのボックスや瓶、DIYで作った棚など、シンプルなアイテムを活用し、その配置や積み重ね方でアクセントをつけることで、視覚的に面白さを引き出しました。
    アイテム自体の価値に頼るのではなく、その使い方や配置に工夫を凝らすことで、思わぬ面白さが生まれるのでは、という意図です。

6. 文化的要素やノスタルジーを取り入れる

  • レトロ感やノスタルジーを演出する
    チープなアイテムはレトロ感や懐かしさを感じさせることもあります。
    例えば、古いポスターや中古の家具、ガラクタをうまく組み合わせて、視覚的な懐かしさを感じさせる空間を作ることができます。このようなノスタルジックな要素が、心を和ませたり、創造的な思考を引き出すきっかけとなることもあるかもということです。

このように、チープなアイテムを使って雑多な装飾を施すことで、ユニークで温かみのある空間を作り上げることを試行しました。
無秩序に見える中にも意図的なデザインと意味を込めることで、空間全体が「気づきを生む」場として機能することを期待して構成しました。

決して、クールでカッコよくないインテリア雑貨、チープで雑然としている空間で、元のおしゃれなインテリアデザインが台無しだ、と言われることが最大の心配事でしたが、一時的なものだし、お金もかかってないし、ということで思い切ってやってみたところ、ずっと同じ部屋に籠って仕事している人が、息抜きに紅茶を飲みに来てホッとして落ち着く、そんな感想を頂いて好評なため、一時的な展示装飾の予定でしたが、現在も継続して展示中です。

それがこちらのレンタルオフィスです。
「PREMIUM OFFICE 五反田」

「おしゃれを超えたインタレストなシェアオフィス」

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