ラベルを使うだけでアートになる、ポップアートのつくり方

アートは、もっと気軽にはじめていい

アートというと、絵を描く人のものだと思われがちです。
でも実際には、描かなくても、特別な技術がなくても、暮らしの中にアートを取り入れる方法はあります。

そのひとつが、ラベルを使ったポップアートです。

古いラベルを、ただ額に入れる。
あるいは、箱や台紙に貼ってみる。
それだけで、思っている以上に空間の雰囲気が変わります。

難しいことは必要ありません。
本格的な技巧で作られた作品は難しくても、気軽に自分でアート作りに挑戦してみる、と言う気持ちが大切だし、楽しいものです。

ヴィンテージラベルを使うことで、誰もがこの楽しみを味わうことができます。
1900年代前半のヴィンテージラベルには、ラベルそのものに、すでにポップアートにつながる、現代アート創成期の時代のデザインが宿っているからです。

実物ヴィンテージラベル のスタンド

なぜ、古いラベルがアートになるのか

ヴィンテージラベルには、今の量産デザインにはない面白さがあります。

文字のかたち。
色づかい。
構図。
印刷の味わい。
そして、商品を飾るために本気で考え抜かれた装飾性。

特に1920年前後のラベルには、現代のポップアートにつながる感覚がすでにあります。
本来は商品に貼られていたものなのに、いま見ると、それ自体がひとつの完成された画面に見える。
ここが面白いところです。

つまり、ラベルを使うというのは、単なる素材遊びではありません。
現代アートの草創期や、生活の中のデザインの豊かさを、いまの感覚で見直すことでもあるのです。

エフェメラ・アートというアプローチ

これまで見てきたように、ポップアートはもともと、大衆文化や広告、日用品など、身近なイメージを取り入れることで発展してきました。

ラベルを使ったポップアートも、その流れの中にある表現の一つです。

ただし、ここで少し視点を変えてみることができます。

ラベルは、単なるデザイン素材ではありません。

もともとは商品を売るために作られ、
役割を終えれば捨てられる前提の印刷物です。

このような「消費されること」を前提としたものを起点にして、
その図案や構造、記号性を再構成し、新たな意味を立ち上げる。

こうした考え方は、「エフェメラ・アート」というアプローチとして整理することができます。

単に「ラベルを使ったポップアート」として見るのではなく、
その背景にある用途や時代性の痕跡まで含めて扱うことで、
表現の見え方は大きく変わります。

▶ エフェメラ・アートの定義と考え方はこちら

切っても、切らなくてもいい

コラージュやデコパージュというと、「切る」作業が前提のように思われます。
でもヴィンテージラベルの場合は、少し違います。

安価な素材として1枚数十円レベルで売られているラベルなら切ってもいい。
貴重なコレクターズラベルなら、切らなくてもいい。

そのまま一枚で見せてもいいし、
複数を組み合わせてもいい。

むしろ、切らずにそのまま使うことで、ラベル本来の完成されたデザインがそのまま活きることも多いのです。
自由に扱えること自体が、このラベルアートの魅力です。

なぜラベルだけで成立するのか

ヴィンテージラベルは、もともと商品を魅力的に見せるために作られたものです。

文字の配置、色彩、構図、装飾。
すべてが「見せる」ために設計されています。

特に1920年前後のラベルには、現代のポップアートにつながる感覚がすでにあります。
だから、何かを足さなくてもいい。
選んで、並べて、貼る。
それだけで、ひとつの画面として成立します。

難しいことをしなくても、ちゃんと雰囲気が出る

ここが一番大きなポイントです。
ラベルアートは、初心者でも成立しやすい。
なぜなら、素材がすでに強いからです。

黒い台紙に1枚だけ貼る。
同じ色のラベルを2〜3枚並べる。
小さなフレームに入れて飾る。

それだけで、空間に変化が生まれます。
「自分で作ったのに、ちゃんとアートっぽい」
この体験が、とても大事です。

フォトスタンドに入れただけでクールなインテリアに

こちらは数十年かけて1,000枚以上のヴィンテージラベルをコレクションされてきたアート作家さんのセレクトによる、デザインの面白さが貴重な1枚での事例です。
試しに「eBay」で検索してみてください。
世界レベルで探すと、面白いデザインで希少なラベルは、送料を含めると1万円前後かかるものもあります。

ebayの検索結果はこちら▶

実物ヴィンテージラベル のスタンド

まずは、小さく試してみる

いきなり作品を作ろうとしなくて大丈夫です。

まずはラベルを手に取ってみる。
並べてみる。
置いてみる。
飾ってみる。

それだけで十分楽しい。
そして「もう少しやってみたい」と思ったら、
貼る、組み合わせる、額に入れる。
自然と次の段階に進めます。

ブックカバーやノートカバーにセット

市販の透明なノートカバー付きのノートにラベルをいれるだけでレトロなインテリアになります。
さりげなくデスクに置いたり、スタンドに飾るのもお洒落です。

ヴィンテージラベルのノートカバー|本物ラベルのセット|ノート付き|一点ものラベル

素材からはじめるという選択

Pop Art Decoでは、完成された立体額作品だけでなく、ヴィンテージラベルそのものもご紹介しています。

いきなり完成品を買うのではなく、
まず素材から楽しむ。

自分で少し試してみることで、ラベルの面白さやデザインの力を体感できるからです。
その体験があると、完成作品を見たときの印象も変わります。
「ただの飾り」ではなく、「意味のある配置」に見えてくる。

ここが大きな違いです。

レトロなヴィンテージ・ラベルは、小さなアートの入口になる

ヴィンテージラベルや、100年以上経過したアンティーク・ラベルは、それだけで、

素材として使える
そのまま飾れる
組み合わせて作品になる

という、少し不思議な存在です。
そしてその自由さが、そのまま楽しさにつながります。

切ってもいい。
切らなくてもいい。
並べてもいい。
一枚でもいい。

正解がないからこそ、自分の感覚で楽しめる。

ヴィンテージウイスキーラベル額装アート AIRPORT|飛行機と空港のレトロモダン壁掛けアート

 あなたも、ラベルからはじめてみませんか

アートは、特別な人のものではありません。

一枚のラベルからでも、空間は変わります。
そして、ヴィンテージラベルには、最初から「見せる力」があります。

だからこそ、難しく考えなくて大丈夫です。
まずは気になるラベルを選ぶことから。
そこから、あなたのポップアートは自然に始まります。

小さなデコレーションで広がる楽しみ方

ラベルは、それだけで完成された画面を持っています。
ただ、そこにミニチュアのボトルや花びらを添えてみると、
平面だったものが、わずかに「空間」を持ち始めます。

色数の少ないシンプルなラベルに、
カラフルなミニチュアを添えてみると、
当時のラベルが周囲を植物で装飾していたイメージを、
立体的に再現したかのような印象になります。

接着する必要はありません。
置くだけでいい。

そのわずかな変化の中に、
当時のラベル職人の感覚を、少しだけ追体験することができます。

この“触れられる距離のアート”という感覚も、
ラベルを使ったポップアートの楽しさのひとつです。

レトロ |ヴィンテージ |フランス |カフェ風 |本物ラベル |自由に飾れるミニボトルと花びら付き |フレームスタンド

ヴィンテージラベルはこちら

まずは気軽に楽しめるラベルセットからご覧ください。
飾るだけでも、貼るだけでも、空間に小さな変化が生まれます。

今回ご紹介したラベルは、
作家が数十年かけて収集してきた貴重なコレクションの一部です。

今回、作家様のコレクション整理の一環として、
長年大切にされてきたラベルの一部が特別に放出されることとなりました。

同様のものは、私が調べた限り現在の市場ではほとんど確認できず、
それぞれが“一期一会”の価値を持つ、小さなアートピースです。

作品制作に使うのも、
そのまま飾るのも、
あなた次第で新たな意味を持ちます。

ヴィンテージラベル(Creema)▶

レトロモダンなインテリアに「エフェメラ・アート」を

その部屋に、時間はありますか。

古いラベルや印刷物の図案には、
ただの装飾では終わらない時代の気配があります。
エフェメラ・アートをレトロモダンなインテリアに取り入れることで、
空間にささやかな時間の層が生まれます。

詳しくは、こちらのページで紹介しています。

本格的なラベル立体ポップアート作品のご紹介

最後に、ラベルを素材として楽しむだけでなく、本格的な作品として仕上げたシリーズもご紹介しておきます。
欧米の洋酒や果物のラベルをモチーフに、独自技法で蒔絵のような光沢と立体感を表現した一点物のポップアートです。
小ぶりな額装の中に、光の角度によって表情を変える艶やかな魅力が凝縮されています。
Pop Art Decoシリーズはこちら▶

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